徳島県阿波市にヘンロ小屋58号建設、ボランティア募集

 58棟目のヘンロ小屋建設が、徳島県阿波市土成町土成矢松に決まりました。11月3日〜6日に手作りする予定で、ボランティアで手伝ってくださる方を募集します。

 「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会は9月8日、オンラインの役員会を開き、建設を正式決定しました。新型コロナウイルスの状況を見ていましたが、感染者の減少傾向が見られることなどから、準備作業に取りかかることにしました。

 小屋建設のネックは、土地探しと建設費用です。今回は土地を探していることが、徳島新聞の告知コーナーに掲載されました。渡辺三津子さんから土地提供の申し出があり、プロジェクト主宰者の歌一洋さんが現地調査をして、建設を決めました。

 場所は四国霊場8番熊谷寺から9番法輪寺への遍路道沿いです。57号土成は、7番十楽寺から熊谷寺への途中にあり、今回は偶然にも次の札所への道筋となりました。

 設計は歌さんで、法輪をイメージした八角形です。建設は暑い時期を避け、11月3日〜6日あたりを予定しています。

 建設費は毎回、「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会の会費や寄付金をあてています。しかし、会計に余裕はありません。そこで、基礎工事と屋根は建設業者に頼み、そのほかは歌さんと支援する会の役員が作業をし、建設費を抑える方針です。

 手伝ってくださる方を求めています。作業は角材を積み木のように組んでいき、ボルトやなどで止める方式です。角材は少し重いですが、技術が必要な作業ではありません。ただし、支援する会の役員同様、交通費や宿泊費、食費など、すべて自費でお願いすることになります。ご理解をお願いします。

 参加していただける方は支援する会にメール(henrogoya@arrow.ocn.ne.jp)をお願いします。メールには▽氏名▽年齢▽住所(市町村まで)▽参加できる日▽電話番号▽簡単な建設作業経験の有無、の記入をお願いします。募集は6人程度を予定しています。もし、希望者が多い場合には、住所地などを考慮して、選考させていただきます。

 建設の詳細や日程の決定については、ホームページで順次お知らせします。また、ボランティアをお願いする方には、支援する会の大塚仁・事務局長から具体的な連絡を差し上げます。


↑ヘンロ小屋58号の完成予想図



 
 
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