「歩き遍路マニュアル」出版の中野さんがトークショー

「四国歩き遍路マニュアル」を出版した岐阜県の中野周平さんが6月7日、兵庫県尼崎市の書店、TSUTAYA尼崎つかしん店で、トークショーを開きました。著書ではヘンロ小屋をすべて写真付きで紹介していることから、四国88ヶ所ヘンロ小屋プロジェクトの歌一洋ら3人が聴講しました。
中野さんは、将来のことを考えることなどを目的に、2周半の歩き遍路をしました。その体験をもとに、遍路を始めたいと考えている人のために、マニュアル本を著したそうです。
トークショウーでは遍路のエピソードを交え、「(結願まで)1カ月半歩いていると笑顔になる」「四国は優しい土地」「お接待は一方通行ではなく、双方向の喜び」などと語りました。
ヘンロ小屋にも触れました。「おもしろいデザインの休憩所で、次はどんなデザインか、楽しみになった。小屋で仮眠させてもらい、小屋に置いてあるノート(ヘンロ小屋ノート)で、お遍路さんの生の声に触れた。ヘンロ小屋を訪ねるのも、現代の遍路の楽しみ」と、感想を述べました。


↑中野さんのトークショウー



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