大月遍路道を清掃

  「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会は10月10日、高知県幡多郡大月町の大月遍路道を、地元の大月へんろみち保存会(浅井常幸会長)と協力して清掃をし、茂ったシダ類などの刈り取りをしました。
 大月遍路道は三十八番金剛福寺から三十九番延光寺に向かう西回りルートにあります。国道から入り込み、月山神社のある山と断崖下の海岸を歩き、また国道に出る約9キロのアップダウンのある道です。へんろみち保存会が年に何度か道の手入れをしていますが、今回は支援する会が協力を申し入れました。
 清掃作業には、保存会の西田忠雄さん、支援する会の森英雄事務局長、藤澤久弘役員らが参加しました。山道に覆い被さっている枝を落とし、倒木を切断して取り除きました。一部の区間はシダ類がはびこり、道を隠すほどだったのですが、刈り取った後は、心地良く歩きやすい道が復活しました。また、地元の大月小学校の児童らが取り付けていた道しるべを付け直したり、はがれかかった文字を塗り直したり、といった作業を半日かけて行いました。(梶川伸)




↑大月遍路道の手入れをする支援する会のメンバーと保存会の西田さん(右)




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