7月16日〜12月4日 かまぼこ板の絵展覧会にヘンロ小屋


 愛媛県西予市城川町下相680、西予市立美術館「ギャラリーしろかわ」で開かれている第17回全国かまぼこ板の絵」展覧会(7月16日〜12月4日)の会場に、ヘンロ小屋プロジェクトの主宰者、歌一洋さんの設計のヘンロ小屋が設置されています。
 小屋が設けてあるのは、ギャラリーの屋内の展覧会入り口です。原寸より1回り小さいものですが、来館者がいすに座って、休憩をとっています。浅野幸江館長は「展示を見に来る人たちのための休憩所で、お客さまへのお接待」と、設置の意味を語ります。小屋の中には、ギャラリーを訪れた人の笑顔の写真が張られています。
 ギャラリーでは4月28日から5月29日まで、歌さんのヘンロ小屋店が開かれました。会場には来館者の笑顔や、お遍路さんの写真が張られていました浅野館長は「東日本大震災が起きて、今、四国の、愛媛の、奥伊予という小さな地にある小さな美術館として何ができるのか、と考えた末の結論がお接待という文化でした」と話していました。今回も笑顔の写真も、それを踏襲したものです。(梶川伸)




第17回「かまぼこ板の絵」展覧会の会場入り口に設けられたヘンロ小屋↑




ヘンロ小屋の中には笑顔の写真が張られています↑



 

 
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